西濃運輸について
はじめに
西濃運輸の質問が随所に多々ありますんで、日常的に利用している知識からお伝えいたします。
貨物追跡編
まず、荷物が集荷され端末に登録されると「受付」となります。
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支店又は営業所にて集配車から降ろした時に「発送店にあります」という情報に変化。
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仕分けて10t車(路線車)に積込む際に端末で1個1個バーコードを読み取り、積み終わったら1枚の紙のバーコードを読んで送信します。そうしましたら「発送」と言う情報に成ります。
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直行便の場合はそのまま着店に着きます。(直行便になるかならないかは、営業所に要確認。)しかし途中で積み替えが発生する場合は「中継」情報が入ります。
基本的には、トラック輸送です。
特に、東京から九州又は北海道行きは「ライナー」(所謂、JRコンテナ)で輸送されます。発送日の深夜に出て、翌日昼以降に着きます。
コンテナ駅までトラックで取りに行き、鳥栖北支店又は北海道西濃運輸札幌支店に一旦入ります。
また、西の地域と中部地方から北海道宛はというと…
西濃HDの傘下の「西濃通運」という運送会社に集まり、敦賀港又は新潟港より北海道に船で輸送します。
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配達店に到着し1個1個降ろし、全て降ろすと1枚の紙のバーコードを読んで送信します。そうすると「到着」情報に成ります。
そして配達場所に仕分けられ、ドライバーさんが持ち出して配達します。
貨物の種別
・ミニ便(個人向けは宅配又は通販便)
2kg(60サイズ)・5kg(70サイズ)・10kg(100サイズ)・
20kg(130サイズ)
・一般便(特急便)
複数口(2~3個はミニ又は宅配が安い)
大型・重量品
パレット積載物
裸品
長尺物
いろいろな事例
「配達回送」になるケース。
西濃運輸は子会社が多々あり、かつ自社配達が出来ないエリアが有ります。そういった場合、荷物をお願いする場合が有ります。
・子会社且つ「配達回送」が入る場合。
東北西濃運輸・関東西濃運輸・セイノースーパーエクスプレス、富岳通運株式会社等
・完全な他社中継(中継会社によっては、その逆も有ります。)
日本郵便・三八五流通・ヤマト運輸・第一貨物など
中継になると「完全に貨物情報が止まる」または、「運送会社の対応するバーコードシールが貼られ、追跡番号が2つ存在する形で輸送&配達」されます。
到着支店に荷物が降りると、「配達回送」が入ります。配達回送後は持出しと配達完了の情報しか入りません。
詳しくは、到着店に確認するしかないです。
・荷物の量が多い時期
7~8月・11~12月・3月~4月・連休前
この時期は、路線トラックの積載量によっては繋がらない事が有ります。
満タンで積載できずに出発する為です。臨時続行便に振り替えになっても、積み替え先でどうなるかが分かりません。
発送支店で積込、そして到着支店での降しに時間が掛かり出発・到着が遅れます。
5月の連休前は回送後の配達店へ到着が遅れ、荷降ろし中に配達が出てしまう事が有ります。
・減便
特に連休中に発生します。物量が少なくなることが予想されると直行で結んでいる便が無くなり、中継して輸送する事になるため到着が遅れてしまいます。
・配達休み
連休になると、ある程度まで配ってその次の日を含む2日程度休みが有る場合が有ります。電話しても出ません。
また日・祝日はドライバーの数が減り、時間帯指定が出来ない場合が有ります。
・貨物情報が可笑しい!?
慌てないで下さい。積込の際には、伝票を見て積み込むため自動修正されます。しかし「中継地・到着」入力は更新されません。
その他
・他社中継される可能性のある荷物。
→宅配又はミニ便・一般で、重量10kg未満が大半です。
・持ち出しの振り分け
→法人・大型・複数個は基本自社。宅配系は、委託(赤帽等)が多い。
例外
・支店に依りますが、一部地域全体の配達を委託会社にお願いしています。
・ごく一部地域では、再々中継となります。(ミニ便の場合は、中継料不要)
・地域の営業所によっては、逆輸入している場合も有ります。
(第一貨物・名鉄運輸→東北西濃○○○営業所)
#西濃運輸#中継
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