佐川急便について
はじめに
以前と比べて、効率化等を図った佐川急便。
・450サイズ60kg迄→260サイズ50kg迄
・運賃値上げ(法人)
・Amazonとの取扱解消
・ローソンとの提携
の行いにより劇的に経営状況が変わったとの事…
それでもドライバーさんは、「忙しさは変わらない」らしいです。
そんな佐川急便に付いてお書きします。
集荷~発送まで
一般顧客の集荷については他社同様に、端末登録されると「集荷」の情報が出ます。
しかし、以下の場合が有ります。
例として…
・10t車が1日約3往復して集荷。
・都市圏等、集荷量が多い時。
その場合は、集荷した営業所で登録されます。情報反映に時間が掛かります。
集荷後は営業所で大型路線車に積み込むわけですが
・貴重品
・小物
・冷蔵
の物に関しては、「パッキング」作業が入ります。
※パッキングとは、ケースなどに纏める事。そのケース等に入れる事により、途中のセンターで仕分け直す際にも纏めて情報反映が出来る。
そして1個づつ積込情報を入力しますが、入力時間帯が集中する為タイムラグが起こります。
というのも、最終集荷時間が遅い事から都市圏では未だに顧客が根強いです。
その為、集荷入力と積込の情報入力が集中してしまいます。
また、成るべく1個でも多く輸送する為出発時間が遅くなります。
※その日によって直行便になると、輸送が早くなります。
積み込むと、「輸送中 ○○中継センター」とでます。
輸送
基本的に、「陸便」(所謂、トラック便等の陸上輸送)です。
大型路線車に積み込まれましたが、これからの流れが複雑になってきます。
というのも、「日によって、荷物のルートが違う」という事です。
皆さんは???になると思います。
例えば、大阪の大阪営業所から青森県の青森営業所に輸送すると仮定します。
通常は、大阪→大阪鶴見センター →岩手営業所→青森
日によっては大阪→鴻池南センター又は京都又は八幡営業所 →岩手営業所(通らない可能性も)→青森
という事です。
理由としては、「その日の物量」によって輸送・仕分けルートを決めるのだそう。
また、遠距離になると航空コンテナの空きスペースに入れて輸送する場合が有ります。※サービス便と呼びます。
該当物は、
・食品系
・クール便
・航空輸送可能品且つ小物
です。
それ以外にも、JRフレイトコンテナで輸送する場合が有ります。
実施区間例:関東(江戸川センター集約)→北海道
※陸便で、八戸・苫小牧港経由便も有り。また、久喜センターから2便ほど直行陸便もあり。
関東⇔関西(専用貨物列車)
輸送され、営業所に荷物が降ろされるごとに
「到着降→(到着パッキング)→(積込パッキング)→積込」という流れになります。
WEBの貨物情報には、管轄する支店以外の情報が出ます。
例えば、「京都・奈良・滋賀」は「京都中継センター」。
到着~配達まで
到着するや、「荷物の異常確認」をしつつエリアごとに仕分けされます。
荷物は配達営業所に到着しましたが、WEB上ではドライバーさんが入力する「配達中」・「保管」情報が出ないと到着したか分かりません。
それまでは、「輸送中」のままです。
また配達はドライバーの受け持つ範囲がとてつもなく広い為、ジャストタイム便以外は時間帯の幅が広がります
※繁忙期
3月から4月、お盆前、年末
#佐川急便
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